一般道を走ってもタイヤの空気圧は高くなる?
今回は、以前から気になっていた「一般道をふつうに走るとバイクのタイヤの空気圧はどうなるのか?」というのを調べてみました。
走る前の空気圧の確認
走る前の空気圧を調べたところ、フロントタイヤが約225kPaで基準値の250kPaよりもかなり低く、リヤタイヤが約290kPaで基準値ぴったりでした。
Kawasaki Ninja1000SX の基準値
- フロントタイヤ ⇒ 250kPa
- リヤタイヤ ⇒ 290kPa
バイクは、フロントタイヤの空気圧が低くなったり、摩耗でセンターがすり減ったりすると、セルフステアが強くなってコーナーでバンクしにくくなるので、フロントタイヤはリヤタイヤよりもこまめに点検やメンテナンスしなければなりません。
<走行前フロントタイヤ>
<走行前リヤタイヤ>
タイヤに空気を補充
ということで、フロントタイヤに空気を補充しますが、ついでなのでリヤタイヤにも空気を補充します。空気入れは数年前にカー用品店(確かオートアールズ)で購入した、シガーソケット電源の電動空気入れです。
この電動空気入れは、動かすと「カタカタタ・・・!!!」と大きな騒音が出て多少近所迷惑になりますが、壊れないのでけっこう重宝しています。
※近所に家が密集している場合は手動式の空気入れをおススメします。
補充した後の空気圧は、フロントタイヤが約255kPaでリヤタイヤが約305kPaと、どちらも少し高めにしましたが、なぜ、高めにしたのかというと乗り始めからバイクをバンクしやすくするためです。
<空気補充後フロントタイヤ>
<空気補充後リヤタイヤ>
約30~40分走って空気圧をチェック
すぐに乗り出して一般道を約30~40分走り、適当な場所にバイクを止めて前後の空気圧を確認します。
まだ、30~40分しか走ってないのでほとんど変化はないだろうと思いましたが、実際にはフロントタイヤが約10kPaプラスの約265kPaで、リヤタイヤが約5kPaプラスの約310kPaになっていました。
<走行後のフロントタイヤ>
<走行後のリヤタイヤ>
まとめ
リヤタイヤよりもフロントタイヤの空気圧の方が高くなりやすいのは意外でしたが、それだけフロントタイヤにかかるブレーキングとコーナーリングの負担が大きいということでしょう。
<検証結果>
メーカー基準値 | 走行前空気圧 | 30~40分走行後 | 増減 | |
---|---|---|---|---|
フロントタイヤ | 250kPa | 255kPa | 265kPa | +10kPa |
リヤタイヤ | 290kPa | 305kPa | 310kPa | +5kPa |
備考・その他
今回使用した空気圧計は AMON(エーモン)製です。近くのカー用品店で買いましたが、Amazon でも購入可能です。
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