Kawasaki「ニンジャ1000」バイク走行記録

カワサキの大型バイク Ninja1000 に乗る人のブログ

ツーリングはやっぱり山奥が最高!~ 道の駅「尾瀬桧枝岐」へ ~

自然を求めて道の駅「尾瀬桧枝岐」へ

2022年6月のある日、ずっと忙しかった労働作業がひと段落し丸一日時間ができたので、愛車Ninja1000に乗ってソロツーリングに出かけることにしました。

目的地はしばらく前から行こうと考えていた南会津の桧枝岐村の道の駅「尾瀬桧枝岐」です。

なぜ、ここを目的地にしたのかというと、以前、魔の国道352号線で新潟県の魚沼市から会津若松市まで走破した時に、道沿いにあったにもかかわらず時間の関係で立ち寄ることができず、泣く泣く素通りしてしまったことがあったからです。

9時ごろ自宅を出発

自宅を出たのは9時ごろ。国道400号線で新緑の塩原温泉郷を抜けて峠を越え、上三依で国道121号線を会津方面に進み、野岩鉄道の下をくぐる交差点を左折して国道352号線で西方面に向かいます。

緑の中をしばらく走ると、急に左手が開けて大きな三角の屋根が見えてきたので、すぐに左折してみると、そこは野岩鉄道「会津高原尾瀬口駅」のすぐ隣にある休憩施設でした。

さっそく駐車場にバイクを止めて建物の中に入ってみると、おみやげ物の販売スペースと食堂があって、食堂では地元のおじさんが何かを食べてました。

朝食を食べていなかったので「ここで蕎麦でも食べようかな・・・」と一瞬迷いましたが、昼食を道の駅で食べたかったのと、まだ10時20分という微妙な時刻だったので、何も食べずにお店を出てルートに戻ります。

しばらく国道352号線を西に向かって走ると、不自然に路肩が広い場所に出たのでさっそくバイクを止めて少し休憩をとります。

天気は曇り空でしたが暑くも寒くもなく、バイクに乗るにはちょうどいい気温です。

空腹に耐えきれず・・・コンビニへ

10分ほど休憩して再び走り出します。しかし、道の駅「番屋」を通り過ぎてしばらく走ったところで、ついに空腹が限界に・・・。

あまりにも空腹でつらいので、間もなく左手に見えてきた南舘岩の山崎Yショップに飛び込み、カルピスウォーターとカロリーメイトのメープル味(小)を買って、お店の外にあったベンチに座って水分と栄養を補給します。

休憩しながら何気なく我がバイクの状態を確認します。サイドバッグのファスナーの防水ゴムがビリビリにはがれてます。以前から気付いていましたが、ここは直せないので放置です。

美しい渓流を発見

20分ほど休憩して再び走り出します。しばらく走って国道401号線との分岐点になっている交差点にたどり着きます。その交差点を左折してさらに国道352号線を進むと、左側にきれいな川(伊南川)が流れているが見えたので、脇道に入って少しだけ景色を楽しむことにします。

流れる水が透き通っていて素晴らしい渓谷風景です。この川には間違いなく大きなイワナやヤマメがいるでしょう。

それにしても、Kawasaki のグリーンは新緑に違和感なくマッチして写真が映えます。濃いグリーン色のNinja 1000を選んで良かったと感じる一瞬です。

いよいよ尾瀬国立公園

国道352号線をさらに西に進むと、いよいよ尾瀬国立公園入り口の看板が見えてきました。

その看板には「尾瀬国立公園 よくきらった」と書かれてます。「よくきらった」とは、こんな山奥まで「よく来たね!」という意味だと思われます。

桧枝岐村の道の駅に到着

さらに進むと、いよいよ「桧枝岐村」と書かれた門のようなものが見えてきましたが・・・なかなかユニークな門の形に若干ドン引きです。

この門は桧枝岐村100周年を記念して作られてた門で「井籠門(せいろうもん)」というらしく、夜になると内部のライトが点灯して門自体が明るく光るようです。

※この門が光った様子はGoogleMapでご覧ください。

井籠門を抜けてさらに300mほど走ると、いよいよ目的地の道の駅「尾瀬桧枝岐」に到着しました。

この道の駅は山奥にありますが、尾瀬の入り口「御池」に近いので利用客が多く、この日もかなり賑わっていました。敷地内には他にも日帰り温泉施設や立派な案内所、お土産店などがあってなかなか楽しめます。

こちらが日帰り温泉施設です。ここで温泉に入って道の駅の駐車場で車中泊をするのもいいかもしれません。

道路の反対側には小規模なスキー場があります。季節的にまだ営業しているように見えなかったのですが、建物もコースもきれいに整備されているので冬になれば営業すると思います。

山奥の定番「蕎麦」を食らう

ということで、そろそろ道の駅で何かを食べることにします。メニューは豊富ですが、山奥に来ると食べたくなるのはやっぱり「蕎麦」です。

実は、カルビ丼(800円)が食べたかったのですが、せっかくなので今回は一番左上の「ざるそば 1,050円」を食べることにします。

道の駅 尾瀬桧枝岐 レストランメニュー

レストランにある券売機で食券を買って調理場の受付さんに渡し、適当な席に座って蕎麦が出来上がるのを待ちます。

完全セルフサービスなので料理やお茶は自分で取りに行きます。ちなみに、このレストラン名は「お食事処水芭蕉」です。

ざるそばが出来上がりました。料理が出来上がると食券の番号で呼ばれるので、調理場のカウンターに取りに行きます。

ここの蕎麦はちょっと珍しい平打ちの蕎麦で、他にふきのとうの小鉢が付いてました。

手打ちかどうかは不明ですが、蕎麦もつゆもなかなか美味でした。

尾瀬桧枝岐山旅案内所へ

蕎麦でお腹がふくれて落ち着いたので、敷地内にある「尾瀬 桧枝岐 山旅案内所」に入ってみました。

館内はこんな感じで、桧枝岐村の観光や歴史や伝統・文化に触れることができます。

桧枝岐歌舞伎の写真コーナー。夜の歌舞伎はなかなか幻想的で見る価値がありそうです。※桧枝岐村のイベント日程はこちらから確認できます。

川魚のはく製展示コーナー。桧枝岐村周辺の川や渓流で釣られた魚だと思います。右下のイワナが53cmなので、上の2匹は・・・60cmを超える超大物です!

では、そろそろ・・・

さて、走って食べて見学して・・・いろいろ楽しんだのでそろそろ道の駅を離れて家に帰ることにします。

バイク歴38年のベテランライダーはつくづく実感します。やっぱりバイクツーリングは、自由で気ままに走れるソロが一番です。

備考・その他

~ データ ~

走行距離:約280km
燃費:約20.2km/L

~ 道の駅 尾瀬桧枝岐 マップ ~

終わり