Kawasaki「ニンジャ1000」バイク走行記録

カワサキの大型バイク Ninja1000 に乗る人のブログ

【走行記録】茨城県の某所に存在する幸運の丸い石を訪ねる(前編)

幸運の丸い石を訪ねる

今回はゴールデンウィークに入る少し前に茨城県常陸大宮市の空き地に鎮座する幸運の丸い石を見学に行った時の走行記録です。珍しい石、奇妙な石、おもしろい石に興味がある方は、ぜひ一度見学に行ってみてください。

今回のルート

栃木県大田原市の御亭山の山頂をスタート。那珂川沿いに南下して茂木町を抜けて国道123号線に入り、茨城県常陸大宮市に鎮座する「丸い石」を見学。その後、西に走り宇都宮市で昼食を食べて、最後に商売繁盛の祈願をするために「羽黒山神社」に向かいます。

出発

今回のスタート地点は、栃木県大田原市黒羽地区の東にある標高512mの「御亭山(こてやさん)」の山頂です。天気は今回も快晴。最高のツーリング日和です。

御亭山の詳細 ⇒ 御亭山(こてやさん) | 大田原市

時間は10時ごろ。管理人の他に人影はなく完全貸し切り状態。あまりにも居心地が良かったので、ここで30分もくつろいでしまいました。ということで、そろそろ出発します。

タンポポとNinja1000

清流「那珂川」を見学

御亭山を下りて県道298号線で馬頭方面に向かっている途中、那珂川を渡る大きな橋が見えてきたので、寄り道をして橋の上からの風景を楽しむことにします。

那珂川とNinja1000

ちなみに、那珂川は天然鮎のメッカとして知られ、また「天然アユがのぼる100名川」にも選定されている日本屈指の清流です。鮎釣りが解禁になると連日多くの鮎釣りファンで賑わいます。

調べたところ、那珂川の今年(令和5年度)の鮎釣りの解禁日は6月1日木曜日(箒川は7月1日土曜日)でした。詳細は以下のサイトをご覧ください。

遊漁証明 日釣券のご案内|那珂川北部漁業協同組合(公式ホームページ)|栃木県|大田原市|鮎釣り|渓流釣り|鮎|ヤマメ|イワナ|

※那珂川(那珂川北部漁業協同組合)の日釣り券「FISH PASS(フィッシュパス)」というサイトでも購入できます。

橋の上からの風景(那珂川)

日本で最も美しい村「小砂」

那珂川沿いの道をさらに南下すると日本で最も美しい村に加盟が認められた那珂川町の小砂(こいさご)地区にたどり着きます。小砂は金色を帯びた黄色の金結晶やかすかな桃色の辰砂で有名な焼き物「小砂焼」の産地です。

Amazonで小砂焼を見るとちぎの伝統工芸品|小砂焼

日本一美しい村「小砂」の看板

小砂から馬頭を抜けて那珂川を渡り国道294号線を南下します。ユネスコ無形文化遺産、国指定重要文化財で、毎年7月に「山あげ祭」が開催される那須烏山市を通過して峠道に入ります。

詳細 ⇒ 烏山の山あげ行事「山あげ祭」/那須烏山市公式ホームページ

この写真の場所が峠道の入り口です。ここからしばらくの間は、見通しが悪く曲がりくねった道路が続くので、スピードオーバーに注意して走行します。

栃木県道338号線に入る

無事に峠を越えて信号のある交差点を左に曲がり県道338号線(芳賀茂木線)に入ります。

県道338号線は、国道294号線から茨城県に向かう場合に、国道123号線の混雑する道の駅もてぎ付近をショートカットできるので便利です。また、茂木らしいのんびりした田舎の田園風景も楽しむことができるので、田舎道好きの方には特におすすめです。

ルート確認&小休憩

栃木県道338号線をしばらく走行したところで、ふとルートが間違っていないか気になってしまったため、空き地にバイクを止めてルートを再確認。そのついでに少し休憩します。

少し暑くなってきたなぁ・・・と考えながらふと後ろを振り返ると、小さいながら立派な鳥居がある神社を発見します。後で調べたところ、この神社は富士山を信仰する「浅間神社」でした。

実は、管理人は富士山が好きでよく写真を撮りに行きました。山頂にも2回ほど登ったことがあります。ここ数年はすっかりご無沙汰していますが、もしかすると、この空き地に止まったのは偶然ではなく、富士山の神様に呼ばれたのかもしれません。

茂木町の浅間神社

空き地で10分ほど休憩して県道338号線をさらに東へ走り国道123号線に入ります。

国道123号線に入るとすぐに茨城県常陸大宮市に入り、さらに4kmほど東へ走ると目的地に行くために渡らなければならない大きな橋(御前山橋 - ごぜんやまはし)が見えてきたので、信号を右折してその橋を渡ります。

橋の欄干に感動

ふと橋の欄干(らんかん)を見ると、那珂川の名物「鮎」がデザインされていたので、思わずバイクから降りて写真を撮りました。風化で少し塗装がはがれていますが色と形がきれいで、まるで生きているような美しい造形です。

ゆっくりと橋を渡り突き当りを右折して県道39兼212号線を西に走ります。そして500mほど走ると左手に大量の水が流れる巨大なすべり台が見えてきました。

あれはなんの施設だろう・・・?と考えながらしばらく眺めていると、視界の左隅の地面に何かがあることに気付きました。

幸運の丸い石を発見

すぐに視線を移して何かを確認すると、なんとそこに探していた「幸運の丸い石」が無造作に転がっていました。

常陸大宮市の幸運の丸い石を発見するNinja1000

さっそくバイクを降りてその丸い石に近付いてみることにします。見たところ、大きさは直径50~60cmくらいでしょうか。表面が少し削れて凸凹してますが確かに全体的には丸いです。

横にある看板には「この石はトンネル内から出てきた幸運なまん丸い石です。さわってあげましょう。」と書かれているだけなので、天然の石なのか人工の石なのかは不明ですが、鉄のように密度の高そうな石なので、人工だとしてもここまで丸く削るのは大変だったと思います。

看板には、さわると幸せになるとは書かれていませんが、「・・・さわってあげましょう。」と書いてあるので、とりあえずさわってみることにします。

常陸大宮市の幸運の丸い石にさわる

今回の目的達成ということで、Ninja1000と幸運の丸い石の記念写真を撮ります。

記念写真を撮るとタイミング良くお腹が空いてきたので、しばらく西に走って宇都宮に向かうことにします。ちなみに、県道212号線の山間部は前日に降った雨の影響でジメジメと濡れていて少し危険な状態でした。

ということで、後編に続きます・・・m(__)m

【走行記録】茨城県常陸大宮市の某所に存在する幸運の丸い石を訪ねる(後編) - Kawasaki「ニンジャ1000」バイク走行記録

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