Kawasaki「ニンジャ1000」バイク走行記録

カワサキの大型バイク Ninja1000 に乗る人のブログ

【バイク整備】グリップエンド(バーエンド)はゆるみ止め剤でしっかり固定しよう!

グリップエンド(バーエンド)の整備

今回は、しばらく前に行ったグリップ交換の時にグリップエンド(バーエンド)の取付ネジに塗るのを忘れていた「ネジゆるみ止め剤」を塗る整備を行いました。

このグリップエンド(バーエンド)は、バイクのハンドルバーの先端に取り付けられている「重り」のことで存在はとても地味ですが、実は乗り心地やハンドリングや安定性に関わる重要な部品なので、走っている途中に落ちないよう「ゆるみ止め剤」でしっかりと固定することをおすすめします。

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<手順>

① 工具の準備

まず、工具を用意します。Kawasaki Ninja 1000 のグリップエンドは大きめのプラスネジで固定されているので、それに合った大きめのプラスドライバーが必要です。

ネジ穴に入るからといって小さめのドライバーでゆるめようとすると、ネジ山を崩してしまうので、必ずネジ穴に合った大きめのドライバーを用意してください。

※画像のメガネレンチは補助的に使うために用意したものです。

② グリップエンドを取り外す

グリップエンドを固定しているネジは反時計回りに回せばゆるめられますが、ゆるみ止め剤が効いて固くなっているので、手で回すには結構大きな力が必要です。

もし、ネジが固くて回らない時は、下の写真のようにレンチでドライバーの軸を回すと簡単に回ります。

※ドライバーの軸が丸い場合はペンチやプライヤーでドライバーの柄や軸をつかんで回してみてください。

取り外した状態です。ネジに付いている赤いものは過去に塗られたネジのゆるみ止め剤です。先端部分はほとんど残ってませんね。

③ ネジゆるめ止め剤を塗る

グリップエンドを外したら、グリップエンドを取り付けているネジにゆるみ止め剤を塗りますが、ハンドルバーとグリップエンドのネジ山がかみ合わない部分に塗っても意味がありませんので、ネジ山がしっかりハンドルバーとかみ合う部分に塗るようにしてください。

こちらの画像はダメな例です。もともとのゆるみ止め剤が残っているような位置には、塗っても効き目がありません。

④ 取り付けて完了

最後に、グリップエンド(バーエンド)をハンドルバーに取り付ければ作業は完了ですが、取り付けの締め付けトルクが不明だったので適当な力で締め付けました。

適当に締めたので微妙に不安ですが、ゆるみ止め剤を塗ってあるので少しくらい弱くても落ちることはないでしょう。(^^ゞ

※ネジやボルト類はあまり締めすぎないようにしましょう。

備考・その他

グリップエンド(バーエンド)の締め付けトルクは、わかり次第追記載したいと思います。

END

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