カワサキ「Ninja 1000」レビュー
みなさん始めまして、このブログの管理人です。
納車から6カ月が経ち、ようやくカワサキ Ninja 1000 の良いところが見えてきましたのでレビューを書くことにしました。これからバイクを購入(特に Ninja 1000)を検討している方はぜひ参考にしてください。
~ 良いところ ~
オーナーになって分かりましたが、Ninja 1000 は良いところだらけです。
- デザイン全体
Ninja 1000 で最も気に入っているところです。鋭く程よい大きさのヘッドライトにやや高めのハンドル位置。ツアラーを意識した地味目な三角形のサイレンサー。
- ポジション
前傾が緩いので低速走行や長距離走行、長時間走行も楽です。スピードが上がると風がもろに当たりますが、可動式のスクリーンを立てたり少し腕を曲げて前傾すれば軽減できるのでまったく問題なしです。
- エンジン
141馬力もあるのでパワー不足は感じません。サーキット走行以外はパワーを70%に抑えた「ローパワーモード」で十分です。パワーがあるのに低回転からトルクがあってスムーズで扱いやすいエンジンです。
- 燃費
エコモードも搭載されているので Ninja 1000 の燃費はとても良いです。特に燃費を意識した走り方をしなくても一般道も高速道路も約21km/lという低燃費になります。
141という馬力から考えるとSS(スーパースポーツ)バイクより少し良いくらいの17km/L前後だと思っていましたが、毎回のように20km/lを超えるのでちょっと驚きました。
- ギア比
Ninja 1000 のギアは低めなので6速でも 30~40km/h で走行することが可能です。他のバイクが6速から1~2速ギアを落とすような場面でも Ninja 1000 なら6速をキープしたまま走り切れるので、ギアチェンジの負担が格段に少ないです。
- タンク容量
容量19リットルのタンクは頼もしいのひと言です。
燃費が約21km/Lなのでガス欠するまでの最長の航続距離は399km前後と長く、ガソリン補給は300kmを超えてから考えても十分に間に合います。
なので、人里離れた山脈越えやガソリンスタンドの少ない田舎にツーリングに行ってもまったく不安がありません。
その昔乗っていたホンダの VTR1000F はタンク容量が18リットル、燃費が約16km/Lで、限界航続距離が約288kmだったので、これは本当に大きなアドバンテージです。
- 乗り心地
ところどころ穴埋めされたような荒れたアスファルト道路でも、ショックが少なくスムーズに走れます。100km/h 超えで走る高速コーナーもまったく不安を感じることなく攻められます。
- スリッパ―クラッチ
まる一日走っても軽くて疲れません。まさにツーリングライダーの味方です。スリッパ―クラッチはエンジンブレーキの効き過ぎでリアタイヤがロックするのを防いでくれるのでやはり安心感があります。
- 2本出しのノーマルマフラー
2017年型ということでサイレンサーが少し大人しいデザインですが、低回転では重低音、中回転では荒々しく、高回転では甲高い野生的なサウンドが楽しめます。2本出しマフラーについては好き嫌いがあると思いますが、管理人は2本出しが好みなので今のマフラーに不満はありません。
- 可動式スクリーン
スクリーンの角度を3段階に変えることができるのでとても便利です。最も立てると風防効果が高くなり寒い時期に冷たい風の直撃を避けることができます。逆に、最も寝かせると風が直撃するようになり暑い時期に体の冷却に役立ちます。
~ 改良してほしいところ ~
ほとんどありませんが、あえて言えば、タコメーターの針が透明で見ずらいところ。それと、カウルにワンタッチで開閉できるスリットを作って、寒い時期にエンジンの熱風が足に当たるようにしてほしいところです。
それ以外はありません。(^^♪
まとめ・その他など
一時はヤマハのトレイサー900 も候補に挙がりましたが、戦闘機のようなデザインが気に入ったのと、ツーリングだけでなく軽く峠道でスポーツ走行もしたかったので最終的に Ninja 1000 になりました。